ウーマン

目に見えない心の病気

ナース

早めの診察が大事

気分の落ち込みや食欲不振、睡眠不足などが数週間程度続くようならうつ病を疑った方がいいかもしれません。うつ病は風邪など体に起こる病気と違って目に見えない心の病気ですから本人も気づかないことが多いのです。ただの疲れだなどと考えて放置しておくと、いつの間にか症状が進行してしまうこともあります。またうつ病は自律神経失調症の症状によく似ているので間違って判断してしまうこともあります。更年期に入った女性はホルモンバランスの乱れから自律神経失調症になることがあります。動悸や火照り、冷えなど体だけでなくイライラや不安など心にも影響が出てきます。これらの症状は更年期障害と呼ばれ、ある程度の年数が過ぎれば症状が治まってきます。しかし自分で勝手に更年期障害だと判断して、実際はうつ病だったということもよくあるのです。症状が進み病気がわかった時にはかなり症状が進行していたために完治までに時間がかかることもあります。そのため勝手な自己判断ではなく病院でのチェックが必要です。病院では、専門の医師が健康診断やカウンセリングなどで客観的にチェックしてうつを診断してくれます。うつ病になると何事にもやる気が起きず集中力も欠如してきます。そのため普段の生活でもミスやトラブルが増えてきます。また人に合うことも嫌になり部屋に閉じこもってしまう人もいます。以前は活動的だった人が急に消極的になってしまったらうつ病を発症している可能性もあります。本人が病気だと気づいていないことも多いので周囲が病院での診断を勧める事も必要です。うつ病の診断や治療は精神科や神経科、心療内科などで行っています。心療内科は心身症をおもに治療しますが軽い症状のうつにも対応しています。診断は心の病気を取り扱っているクリニックならどこでも行っているので、どの診療科目を受診したらいいのだろうかなどと悩む必要はありません。クリニックでは健康診断のほか生活環境や普段の状態、悩みなどを抱えていないかなどといったこともチェックされます。また普段使用している薬のことについても聞かれます。薬によっては飲み合わせでうつ病に似た症状が出ることもあるからです。そのため病院に行く前に薬のチェックをしておくか、お薬手帳を持参することが大事です。